2019年9月5日、会計事務所様主催の「相続・家族信託セミナー」で若槻良宏弁護士・増子美穂弁護士が講師を務めました。
今回はまだまだ馴染みの薄い「家族信託」について、基本的な用語の説明やその意義、活用場面などについて説明させていただきました。
我々弁護士にとっても、実はまだまだ取り扱いが少ない分野ですが、少子高齢化社会の現代、様々な悩みが存在します。
「配偶者が亡くなった後の生活保障をどうするか」
「親が亡くなった後、遺された子どもが財産を管理できない場合どうすればよいのか」
「先祖代々の土地を自分の血族に承継させるにはどうすればよいのか」
「事業を次代に円滑に承継するにはどうすればよいのか」
こういった悩みに対する答えが家族信託にはあります。。
信託の内容はオーダーメイドです。組成には丁寧なヒアリングと入念な準備が必要になります。
そのため、「今すぐにでも信託」というのは難しいです。その代わり、きちんと準備・検討して組成した信託は、委託者のみならず、次世代やその次の世代のことまで組み込むことができます。
家族信託をご検討の場合は、早めに相談・準備しておくことが大切です。
※当事務所では、研修会等における講師派遣も随時受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。